「自民党に気を遣ってばかりいないで、もっと公明党らしいところを出してくださいよ」「友人から、いまの政府は消費税をやがてあげるというのがみえみえ。そんなことなら、定額給付金なんかいらないと言われる」―週末の加古川市内での語る会で、私が冒頭に30分間ほど話したあと、懇談的にやりとりをすると、さまざまな意見や要望が飛び出してきた。
公明党が結成されてから約45年間、世界における米ソ対決、日本における自社対決の二重構図が崩れてもう久しい時が過ぎた。ソ連崩壊から“米国一極支配”の挫折。社会党は木っ端微塵に今はなく、自民党は落日の気配濃厚。今こそ第三の勢力としての公明党の出番だ。決して「蟹工船」や「党生活者」の世界への逆流を許してはならない。戦前の富国強兵から戦後の経済至上主義を経て、新たに「日本的人間主義」とでもいうべき旗印を立て、前進を開始するときがきた。自公政権は、未曾有の経済危機に対応するために、定額給付金2兆円を含む75兆円に及ぶ景気対策を掲げ、今必死の舵取りをしている。来るべき衆議院解散・総選挙では自民党との選挙協力をもとに、公明党はなんとか8小選挙区と一人でも多くの比例区候補の勝利を勝ち取りたい―私は冒頭でこんな話をした。
懇談的なやりとりのなかで、私からは、「自民党との連立10年余で、失ったものもありますが、得たものも大きいですよ。地域社会で以前に比べはるかに公明党理解は進んだのではないでしょうか。自壊作用が止まらぬ自民党をだき抱え、まだまだ無責任な民主党をたしなめ、懸命に政権運営をしていきます」「消費税は、景気が大きく回復しない限りは、上げさせないというのが公明党のスタンスです。定額給付金は、数ある生活支援・景気対策のひとつです、全体像を見てくださいとご友人にいって下さい」などと答えた。小泉発言で揺れる自民党に対する支持者の気持ちが痛いほど伝わってきた懇談会だった。
Posted on 09.02.16 by AKAMATSU Masao
Filed under: 赤松正雄のブログ

Leave a Reply