「結婚」をめぐって、独身男性の政治への怒りの直撃

 お盆の週(13日から17日)には、お墓参りやら親戚への挨拶回り、さらにはお世話になった方々への挨拶回りを中心にして過ごしました。そんななかで最も印象に残ったのは、36歳と40歳の独身男性との懇談です。二人とも知人の息子。姫路出身で現在は東京の企業で働いているサラリーマン。4年ほど前に東京で会っていらいの邂逅。話はあれこれ飛び交いましたが、最後はやはりというべきか「結婚」。止せばいいのに、つい私が「最近の日本のおとこは若い女性から見て魅力に欠ける。その原因は母親の息子への溺愛にあるそうな」「また昨今の男には獣性が欠如している」などとかつて坂東真理子さん(今話題の『女性の品格』の著者)と直接交わしたやりとりや、姫路に応援演説に来た浜田幸一元代議士の言動を紹介したからいけない。

 二人からは当然というべき(実際は想定外だった)反発を食らった。―そんな次元じゃないんですよ。今俺たちが結婚するのをためらうのは経済的理由が多いんです。結婚して新たな世帯を持つのにどれだけのお金が掛かるかを考えると、ついついおっくうになってしまう。若者が結婚をしたくなるにたるだけのバックグランドを政治が用意してくれずして、なんのための政治家なんですか」「だいたい、最近の政治家は言うこととやることが違いすぎる。昨今の大臣の言動にはあきれ果てて哀れすら催してしまう」などと痛烈で、手厳しい。文明論的言辞で若者の今を評論しようとした私にとって、大いに反省を迫らせる手ごたえを感ぜさせられた。ただし、この二人の場合、年齢が言わせてるな、との思いは消えない。

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