今朝は10時から開かれた党医療制度委員会に出席、講師の田中滋慶應義塾大教授の「医療・介護提供体制改革について」という講演を聴きました。地域医療体制が85年以来、23年ぶりに大改革されることについて、かなり専門的な見地からの話や、日本における介護事業経営環境についても種々の角度からの示唆に富む話がありました。会合の始まる前に、田中教授と名刺交換した際に、私が小此木政夫法学部長や梅垣理郎教授と同級生だったといいますと、同教授は「川崎二郎前厚生労働大臣が同級だった」とのこと。始まる前から、和気あいあいの雰囲気が漂いました。
質疑応答の段階で、私や福島豊議員から 1)人口過疎地における医師不足は深刻。解消に向けての妙案はないか 2)臨床研修医制度導入に少々無理があったのではないか。大学医局の横暴を食い止めたいとの厚労省の懸案解決への思いが強すぎたと見るがどうか 3)厚労省は理念先行で現場とのギャップが目立つと思うが―などと質問。同教授からは、1)妙案があれば苦労はしない。ただ、過疎地域では、医師も少ないが患者も少ない。要は拠点地域のしっかりした病院に医師を配する工夫が地域ごとになされれば、大筋ではそう問題はない 2)臨床研修医制度の導入が急いでなされた分、確かに今、問題があれこれ指摘されている。しかし、狙いそのものは間違っていない 3)の厚労省の辻哲夫次官は名だたる優秀な官僚で、強い”理念の持ち主”であるゆえ、理念先行型に陥りがちなのは否めない―などといった意見が表明されました。
午後からは衆議院本会議で、放送法改正案が審議入りとなりました。放送倫理の観点から首をかしげざるをえない状況が散見される今日、放送番組の出直し的改革が求められています。しかし、この改正案によって、本来自由であるべきメディアの表現が、総務大臣の介入を許し、その結果、表現の自由が阻害されてしまいかねないとの指摘もあります。注目される法案なだけに、しっかりとフォローしていきたいと思います。
Posted on 07.05.22 by AKAMATSU Masao
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