「憲法」は公明党の主張が安定感と信頼感あり

 今日は、午前と午後3時間ずつ二回に分けて「憲法改正のための国民投票法案」の公聴会が開かれた。各政党が推薦した公述人6人が出席、委員との間で質疑応答がなされた。私は公明党が推薦した江橋崇法政大教授を中心に20分間のやりとりをした。このなかで、紹介しておきたいのは、江橋さんが憲法問題を特集している雑誌上で公明党の加憲論を高く評価されていること。少々長いが引用してみる。

 「ここで嬉しかったのは、公明党が、私の増補型改正論も参考にして、加憲論を打ち出したことである。私は、そのことに感謝し、関係者に、日本の政治は自民党の一党独裁ではないのだから、長期的に見れば、憲法改正論議は必ず与野党の妥協による共同提案の方向に進むことになり、公明党が加憲論で揺るがない議論をしていれば、必ずそれが実現されるといったことがある。実際、自民党にしろ、民主党にしろ、憲法改正論は、その党の旗印とはいえ、風の中の旗のように、あっちに流れ、こっちになびきで不安定きわまりない。そういうなかで、公明党の加憲の主張が一貫していることが、憲法改正問題の議論に安定感と信頼感をもたらしているし、将来の改正手続きの進行に関しても安心感を生みつつあると思う」。

 これを受けて、私は江橋さんの増補型方式(アメンズドメント)と加憲型方式との違いを訊いた。江橋さんは、ほとんど違わないと言われた。アメリカにおける憲法改正のケースは、新たな条文を加えていき、改正の対象となった条文はそのまま置いておく。その点で公明党の加憲は、加える段階で、現行条文を改めていくケースも想定しているところが違うのではないかと思う。つまり、若干似て非なるところがあるのではないか。憲法改正を家の建て替えに例えると、アメンズドメント方式が増築なら、加憲方式は改築にあたるのではないか。新築が全面改正、一切触らないのが、護憲的立場だといえようか。実りある質疑だたと私は思っている。また、あらためてこの問題についてはいろいろ紹介したい。

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