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	<title>衆議院議員　赤松正雄</title>
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	<description>赤松正雄のブログ／赤松正雄の読書録ブログ</description>
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		<title>病院船があれば、との悔しさを三度味わわせるな《５月１８日》</title>
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		<pubDate>Fri, 18 May 2012 10:39:02 +0000</pubDate>
		<dc:creator>akamatsu</dc:creator>
				<category><![CDATA[赤松正雄のブログ]]></category>

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		<description><![CDATA[　軍事アナリスト・小川和久さんに外交・安全保障部会として、「米軍再編見直しと沖縄のこれから」と題して講演をして貰ったあと、意見交換をした。日米地位協定の改定や、一国二制度的な抜本的改革なくして、明日の沖縄はないとの認識を共有できたように思われる。 　夜は、某新聞社の記者たちと懇談。私が駆け出し代議士の頃に取材を受けた連中。この十数年の間に取締役や論説室幹部にと大変立派になっているのには驚く。話題は多岐に及んだが、“衆議院解散は早くても年末”との見立てをめぐって熱い議論に。この夏解散に追い込まねば、いつかの二の舞になりかねない。（１５日） 　早朝から病院船議員連盟の総会に。憲法各章を検証する党憲法調査会の二回目の会合を開く。この日は第二章「戦争の放棄」をテーマに議論を進める。芦田修正をめぐって議論したのち、集団的自衛権は「憲法解釈で行使が左右されるものではなく、憲法の明文改正を伴う」ものであり、なおかつ「公明党はそれを認めることに反対」であるとの姿勢も改めて変えるべきではないとの認識で一致した。（１６日） 　朝から衆議院憲法審査会の幹事会が開かれる。かねて懸案だったこれからの審査会での議論の進め方について、私から提案した各章の検証をすることで与野党合意した。私の努力が実ったもので、まことに嬉しい。 　先ほど２０１５年ＮＰＴ再検討会議の第一回準備委員会がウイーンで開かれたが、それに関する会合が院内で二つ続けて開かれた。一つは、ＰＮＮＤ（核軍縮・不拡散議員連盟）主催。もう一つは、公明党の核廃絶推進委員会。前者は長崎大学核兵器廃絶研究センターが主催し、ＰＮＮＤ所属の国会議員に説明しようというもので、後者は、ピースボート、日本原水爆被害者団体協議会、創価学会などＮＧＯの代表が加わって、外務省の説明を聞こうというもの。共に味わい深い会合であった。（１７日） 　朝から外務省、内閣府、厚生労働省の関係部局を呼び、それぞれハーグ条約、皇室典範、肝炎対策をめぐって課題を聞いたり意見交換を行った。また、昼前には、病院船の予算要望を藤村官房長官、中川防災担当大臣に申し入れた。大阪選出の官房長官には、「阪神・淡路大震災の時の悔しさを忘れてはならないですよ」と強調しておいた。みんなが「二度と再び」と言いながら、東日本大震災でも病院船は誕生しなかった。その瞬間「そうでしたよね」と彼が目を輝かせたのが印象に残った。（１８日）]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://akamatsu.net/wp/wp-content/uploads/2012/05/blog120518.pdf"><Div Align="right"><img src="http://akamatsu.net/wp/pdficon_small.gif" alt="ＰＤＦ（印刷用）" /></Div></a>　軍事アナリスト・小川和久さんに外交・安全保障部会として、「米軍再編見直しと沖縄のこれから」と題して講演をして貰ったあと、意見交換をした。日米地位協定の改定や、一国二制度的な抜本的改革なくして、明日の沖縄はないとの認識を共有できたように思われる。</p>
<p>　夜は、某新聞社の記者たちと懇談。私が駆け出し代議士の頃に取材を受けた連中。この十数年の間に取締役や論説室幹部にと大変立派になっているのには驚く。話題は多岐に及んだが、“衆議院解散は早くても年末”との見立てをめぐって熱い議論に。この夏解散に追い込まねば、いつかの二の舞になりかねない。（１５日）</p>
<p>　早朝から病院船議員連盟の総会に。憲法各章を検証する党憲法調査会の二回目の会合を開く。この日は第二章「戦争の放棄」をテーマに議論を進める。芦田修正をめぐって議論したのち、集団的自衛権は「憲法解釈で行使が左右されるものではなく、憲法の明文改正を伴う」ものであり、なおかつ「公明党はそれを認めることに反対」であるとの姿勢も改めて変えるべきではないとの認識で一致した。（１６日）</p>
<p>　朝から衆議院憲法審査会の幹事会が開かれる。かねて懸案だったこれからの審査会での議論の進め方について、私から提案した各章の検証をすることで与野党合意した。私の努力が実ったもので、まことに嬉しい。</p>
<p>　先ほど２０１５年ＮＰＴ再検討会議の第一回準備委員会がウイーンで開かれたが、それに関する会合が院内で二つ続けて開かれた。一つは、ＰＮＮＤ（核軍縮・不拡散議員連盟）主催。もう一つは、公明党の核廃絶推進委員会。前者は長崎大学核兵器廃絶研究センターが主催し、ＰＮＮＤ所属の国会議員に説明しようというもので、後者は、ピースボート、日本原水爆被害者団体協議会、創価学会などＮＧＯの代表が加わって、外務省の説明を聞こうというもの。共に味わい深い会合であった。（１７日）</p>
<p>　朝から外務省、内閣府、厚生労働省の関係部局を呼び、それぞれハーグ条約、皇室典範、肝炎対策をめぐって課題を聞いたり意見交換を行った。また、昼前には、病院船の予算要望を藤村官房長官、中川防災担当大臣に申し入れた。大阪選出の官房長官には、「阪神・淡路大震災の時の悔しさを忘れてはならないですよ」と強調しておいた。みんなが「二度と再び」と言いながら、東日本大震災でも病院船は誕生しなかった。その瞬間「そうでしたよね」と彼が目を輝かせたのが印象に残った。（１８日）</p>
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		<title>爽やかな印象与えた番匠陸自第三師団長の講演《５月１５日》</title>
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		<pubDate>Tue, 15 May 2012 09:30:20 +0000</pubDate>
		<dc:creator>akamatsu</dc:creator>
				<category><![CDATA[赤松正雄のブログ]]></category>

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		<description><![CDATA[　母の日を翌日に控えた土曜日、県本部で選挙対策会議。県下の仲間の代表に、日ごろ忙しく省みることの少ない老母に心配りを、と挨拶の最後に強調。近くにある花屋さんを意識してのことだが、さて何人がプレゼントの実践をされたか。 　総選挙はいつなのか、との関心は当然のことながら高い。民主党の輿石東幹事長がぶち上げた衆参ダブル選挙も単なるブラフとは思えない響きもある。おさおさ準備を怠ってはならない。（１２日） 　午前中は相生市長選挙の告示日とあって、谷口よしき現市長の応援に駆けつけた。挨拶の中で、慶大の後輩でもある同候補は先年亡くなられた神谷不二慶大教授の弟子であったことを披露し、生前に親交を頂いた私としても先生が大層谷口よしき市長候補を可愛がっておられたエピソードを紹介した。（５時には無投票で４選。） 　１１時前には姫路市に戻り、みゆき通りで街頭演説を行った。選挙制度の改革について述べ、一票の格差について違憲状態をいかに脱却するかをめぐって党の見解を述べた。 　１１時には商工会議所での姫路防衛協会の年次総会に出席した。今年の講演は、「日本の防衛 過去、現在、未来」と題して、番匠幸一郎師団長が話された。自衛隊が東日本の大震災で活躍した結果、世論調査でも圧倒的な支持を得るようになったことを指摘する一方、米軍のトモダチ作戦がいかに重要だったかとの点についても強調された。なかなか聞き応えのあるいい話だったし、彼のいかにも頼りがいのある端正な風貌と優しい眼差しが相乗作用を働き、聴くものに爽やかな印象を与え魅了してやまなかった。 　その後の懇親会の冒頭で来賓挨拶に立った私は、自衛隊員の数や防衛予算が減少傾向にある現状を詫びるとともに、沖縄における米軍基地をめぐる現状について、我々本土の人間が同苦する必要性を強く訴えた。 　夕刻までに、友人や大学の先輩とそれぞれ別々に会い、衆議院選挙の支援を訴え、同意を頂いた。先輩は日本タンナーズ協会の最高幹部だけに、長田区に友人が多数いるとの嬉しい情報を得ることができた。（１３日） 　朝一番に姫路事務所に関西電力姫路支社のメンバーを呼び、この夏の電力事情を巡っての最新の情報を聞いた。大飯原発が稼働しないといかにやりくりが難しいかを様々な角度から聞かされた。 　昼過ぎに上京。大畠章宏衆議院憲法審査会会長と種々意見交換。改憲と護憲の不毛なぶつかり合いを脱して、意味のある論争がいよいよ始まる。その礎に私がなるとの決意だ。夜は、朝鮮の歴史の専門家であり東アジアの政治に詳しい筑波大学大学院教授と安全保障の専門家である元ＮＨＫ解説委員らと様々に意見交換を行った。（１４日）]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://akamatsu.net/wp/wp-content/uploads/2012/05/blog120515.pdf"><Div Align="right"><img src="http://akamatsu.net/wp/pdficon_small.gif" alt="ＰＤＦ（印刷用）" /></Div></a>　母の日を翌日に控えた土曜日、県本部で選挙対策会議。県下の仲間の代表に、日ごろ忙しく省みることの少ない老母に心配りを、と挨拶の最後に強調。近くにある花屋さんを意識してのことだが、さて何人がプレゼントの実践をされたか。</p>
<p>　総選挙はいつなのか、との関心は当然のことながら高い。民主党の輿石東幹事長がぶち上げた衆参ダブル選挙も単なるブラフとは思えない響きもある。おさおさ準備を怠ってはならない。（１２日）</p>
<p>　午前中は相生市長選挙の告示日とあって、谷口よしき現市長の応援に駆けつけた。挨拶の中で、慶大の後輩でもある同候補は先年亡くなられた神谷不二慶大教授の弟子であったことを披露し、生前に親交を頂いた私としても先生が大層谷口よしき市長候補を可愛がっておられたエピソードを紹介した。（５時には無投票で４選。）</p>
<p>　１１時前には姫路市に戻り、みゆき通りで街頭演説を行った。選挙制度の改革について述べ、一票の格差について違憲状態をいかに脱却するかをめぐって党の見解を述べた。</p>
<p>　１１時には商工会議所での姫路防衛協会の年次総会に出席した。今年の講演は、「日本の防衛  過去、現在、未来」と題して、番匠幸一郎師団長が話された。自衛隊が東日本の大震災で活躍した結果、世論調査でも圧倒的な支持を得るようになったことを指摘する一方、米軍のトモダチ作戦がいかに重要だったかとの点についても強調された。なかなか聞き応えのあるいい話だったし、彼のいかにも頼りがいのある端正な風貌と優しい眼差しが相乗作用を働き、聴くものに爽やかな印象を与え魅了してやまなかった。</p>
<p>　その後の懇親会の冒頭で来賓挨拶に立った私は、自衛隊員の数や防衛予算が減少傾向にある現状を詫びるとともに、沖縄における米軍基地をめぐる現状について、我々本土の人間が同苦する必要性を強く訴えた。</p>
<p>　夕刻までに、友人や大学の先輩とそれぞれ別々に会い、衆議院選挙の支援を訴え、同意を頂いた。先輩は日本タンナーズ協会の最高幹部だけに、長田区に友人が多数いるとの嬉しい情報を得ることができた。（１３日）</p>
<p>　朝一番に姫路事務所に関西電力姫路支社のメンバーを呼び、この夏の電力事情を巡っての最新の情報を聞いた。大飯原発が稼働しないといかにやりくりが難しいかを様々な角度から聞かされた。</p>
<p>　昼過ぎに上京。大畠章宏衆議院憲法審査会会長と種々意見交換。改憲と護憲の不毛なぶつかり合いを脱して、意味のある論争がいよいよ始まる。その礎に私がなるとの決意だ。夜は、朝鮮の歴史の専門家であり東アジアの政治に詳しい筑波大学大学院教授と安全保障の専門家である元ＮＨＫ解説委員らと様々に意見交換を行った。（１４日）</p>
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		<title>ニヒリズムを乗り越える鍵は身近にあるのでは</title>
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		<pubDate>Mon, 14 May 2012 11:02:30 +0000</pubDate>
		<dc:creator>akamatsu</dc:creator>
				<category><![CDATA[赤松正雄の読書録ブログ]]></category>

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		<description><![CDATA[　自分の頭で考えることの大事さ―これって、分かってるようで分かっていない。次々押し寄せる課題に様々な議論やコメントをあまり考えずに、あてがって分かったような気になっていることは多くないか。佐伯啓思『現代文明論講義』は、現代日本では自分の頭で考えるということを回避するといったことが最も進んでいる国だと断言する。 　ハーバード大学のマイケル・サンデル教授の「白熱教室」の向こうを張って、「サンダル教授の発熱教室」ってタイトルを考えたというから笑ってしまう。サブタイトルにあるように「ニヒリズムをめぐる京大生との対話」の形式をとっている。何人かがサンデル教授の真似をして、この手の対話教室を試みているが、あまり成功していない。恐らく、「誌上対話」としては、佐伯さんの右に出る人はいないものと確信する。 　ニヒリズムとは、「最高の諸価値の崩壊」だ、と。ヨーロッパが生み出してきた道徳や知識、理想といったものが行き詰まっていることをさす。つまりは、「思想的な問いかけそのものが意味をなさない時代」が今であり、「刹那主義的快楽主義がこの世を覆っている」というのが西欧近代の行き着いた到着点だという。確かに現代日本の状況は残念ながらそうした指摘が的を射ていると言わざるをえない。 　佐伯さんは、この本の中で、「なぜ人を殺してはいけないか」「沈みゆくボートで誰が犠牲になるべきか」といったサンデル教室でおなじみの自由と規範をめぐる討議を京大生たちとかわし、さらには「民主党政権はなぜ失敗したのか」「政治家の嘘は許されるか」といった民主主義をめぐる討議を展開している。これらもそれぞれ興味深いが、私としては「尖閣諸島は自衛できるか」との国を守ることをめぐる討議が面白かった。「戦争がないという意味では日本は平和ですが、それであるがゆえに逆に命の尊さが実感できない」との逆説には考えさせられる。戦後日本のあらゆる意味での沈滞と荒廃は実はここに尽きているのではないかと思う。 　「生命尊重主義、自由や人権や平和主義、平等主義といった近代的な理念を高く掲げると、人間の生の衰弱というニヒリズムに陥ってしまう」とのニーチェの指摘はなかなかに覆しがたい。佐伯さんは、「自分で考えるということを回避した結果、状況追従が最も著しく進んでいる国が日本だ」として、「ある意味でニヒリズムに非常に親和的な国だ」とまで言い切っている。 　最終章で佐伯さんは、「ニヒリズムを乗り越える鍵を握るのが西田哲学であり、広い意味での日本思想にひかれる」としている。この結論にはいささか物足りなさを禁じ得ない。確かに西田哲学、京都学派は西欧哲学への対抗を試みた唯一のものかもしれない。だがもっと根本のところで、東洋の哲理を忘れてはいないかとの思いが私には強い。西欧哲学の否定とそれに代わりうる東洋の哲理を宣揚する作業は待望されて久しいが、残念ながら体系だったものは眼前に未だ登場していないように思われる。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　自分の頭で考えることの大事さ―これって、分かってるようで分かっていない。次々押し寄せる課題に様々な議論やコメントをあまり考えずに、あてがって分かったような気になっていることは多くないか。佐伯啓思『現代文明論講義』は、現代日本では自分の頭で考えるということを回避するといったことが最も進んでいる国だと断言する。</p>
<p>　ハーバード大学のマイケル・サンデル教授の「白熱教室」の向こうを張って、「サンダル教授の発熱教室」ってタイトルを考えたというから笑ってしまう。サブタイトルにあるように「ニヒリズムをめぐる京大生との対話」の形式をとっている。何人かがサンデル教授の真似をして、この手の対話教室を試みているが、あまり成功していない。恐らく、「誌上対話」としては、佐伯さんの右に出る人はいないものと確信する。</p>
<p>　ニヒリズムとは、「最高の諸価値の崩壊」だ、と。ヨーロッパが生み出してきた道徳や知識、理想といったものが行き詰まっていることをさす。つまりは、「思想的な問いかけそのものが意味をなさない時代」が今であり、「刹那主義的快楽主義がこの世を覆っている」というのが西欧近代の行き着いた到着点だという。確かに現代日本の状況は残念ながらそうした指摘が的を射ていると言わざるをえない。</p>
<p>　佐伯さんは、この本の中で、「なぜ人を殺してはいけないか」「沈みゆくボートで誰が犠牲になるべきか」といったサンデル教室でおなじみの自由と規範をめぐる討議を京大生たちとかわし、さらには「民主党政権はなぜ失敗したのか」「政治家の嘘は許されるか」といった民主主義をめぐる討議を展開している。これらもそれぞれ興味深いが、私としては「尖閣諸島は自衛できるか」との国を守ることをめぐる討議が面白かった。「戦争がないという意味では日本は平和ですが、それであるがゆえに逆に命の尊さが実感できない」との逆説には考えさせられる。戦後日本のあらゆる意味での沈滞と荒廃は実はここに尽きているのではないかと思う。</p>
<p>　「生命尊重主義、自由や人権や平和主義、平等主義といった近代的な理念を高く掲げると、人間の生の衰弱というニヒリズムに陥ってしまう」とのニーチェの指摘はなかなかに覆しがたい。佐伯さんは、「自分で考えるということを回避した結果、状況追従が最も著しく進んでいる国が日本だ」として、「ある意味でニヒリズムに非常に親和的な国だ」とまで言い切っている。</p>
<p>　最終章で佐伯さんは、「ニヒリズムを乗り越える鍵を握るのが西田哲学であり、広い意味での日本思想にひかれる」としている。この結論にはいささか物足りなさを禁じ得ない。確かに西田哲学、京都学派は西欧哲学への対抗を試みた唯一のものかもしれない。だがもっと根本のところで、東洋の哲理を忘れてはいないかとの思いが私には強い。西欧哲学の否定とそれに代わりうる東洋の哲理を宣揚する作業は待望されて久しいが、残念ながら体系だったものは眼前に未だ登場していないように思われる。</p>
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		<item>
		<title>消費税をめぐる政党間の微妙すぎる違い《５月１４日》</title>
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		<pubDate>Mon, 14 May 2012 10:58:20 +0000</pubDate>
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		<description><![CDATA[　公明党の憲法調査会を今日から本格的に再開させ、憲法全文を検証する作業を開始した。明文改憲か、法律改革かの問いかけを改めてしようというもので、第一回は天皇制。女性天皇や女系男子の天皇などをめぐって皇室典範の改正の必要性の有無などを論じあった。（９日） 　社会保障と税の一体化を巡る衆議院本会議での二日目の議論。今日は子育て問題。公明党からは池坊保子さんが立った。アドリブをいれながらの質疑を展開。自公政権時代の「認定こども園」の発展的改正をすべきだと主張、「子ども子育て新システム」が極めて分かりづらいと追及した。野田総理は棒読み答弁をわざわざ外して「これで分かりますでしょうか」との発言を添えて答える余裕を見せていた。（１０日） 　道州制をめぐるプロジェクトチームの会合が開かれた。元東大教授で、東京市政調査会理事長などをされた地方自治の権威・西尾勝さんが私見を述べられるというので、参加した。道州制に関しては慎重論だという西尾さんは、「分権的な道州制ではなく、集権的なそれになってしまう恐れが強い。また、画一的な道州制になる可能性が強く、それでは効果が半減する」との指摘をされた。さらには、現在のような“決められない政治”が続いている状況下では、その実現の見込みは全くないと断言できる、と。明解な結論だった。 　私からは質疑の際に、西尾私見に賛意を示したうえで憲法改正が必然的に伴う道州制だけに、その可能性は低いとの認識を述べた。あわせて、政権交代が偽りの呼号に終わったのと同様に、憲法改正を要する道州制を叫ぶことも、政治の貧困さを隠すための擬制に他ならない、との持論を述べた。 　午後からは、衆院本会議での社会保障と税の一体化関連審議の三日目。この日は、税制改革にまつわる二本の法案審議が行われた。公明党・竹内譲氏は、１）社会保障の全体像を示せ　２）景気の回復を先行させよ　３）ムダ削減、行政改革を行え、など五つの条件に基づき、民主党政権の取り組み姿勢をつぶさに検証する質問をし、消費増税先行の野田政権に激しく挑む論調は小気味いいものであった。 　一方、自民党野田毅氏は「消費税引き上げには、政党や政治家にとって、それだけの政治リスクがあり、それだけ人生をかけて、政治生命をかけてやってきている、前に進めたい気持ちはあふれるほどあるにも拘らず、進められないハードルがある」と指摘。１）国民の理解　２）民主党内政局　３）政策理念の三つを壁だとして具体的に挙げて、総理のリーダーシップでそれを取り除けと強調していた。消費税上げ主張の元祖は自民党である、との意向を色濃くにじませる質問だった。 　このように自民党の姿勢と公明党の態度は微妙すぎるほどに違っており、これからの議論の推移が注目される。（１１日）]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://akamatsu.net/wp/wp-content/uploads/2012/05/blog120514.pdf"><Div Align="right"><img src="http://akamatsu.net/wp/pdficon_small.gif" alt="ＰＤＦ（印刷用）" /></Div></a>　公明党の憲法調査会を今日から本格的に再開させ、憲法全文を検証する作業を開始した。明文改憲か、法律改革かの問いかけを改めてしようというもので、第一回は天皇制。女性天皇や女系男子の天皇などをめぐって皇室典範の改正の必要性の有無などを論じあった。（９日）</p>
<p>　社会保障と税の一体化を巡る衆議院本会議での二日目の議論。今日は子育て問題。公明党からは池坊保子さんが立った。アドリブをいれながらの質疑を展開。自公政権時代の「認定こども園」の発展的改正をすべきだと主張、「子ども子育て新システム」が極めて分かりづらいと追及した。野田総理は棒読み答弁をわざわざ外して「これで分かりますでしょうか」との発言を添えて答える余裕を見せていた。（１０日）</p>
<p>　道州制をめぐるプロジェクトチームの会合が開かれた。元東大教授で、東京市政調査会理事長などをされた地方自治の権威・西尾勝さんが私見を述べられるというので、参加した。道州制に関しては慎重論だという西尾さんは、「分権的な道州制ではなく、集権的なそれになってしまう恐れが強い。また、画一的な道州制になる可能性が強く、それでは効果が半減する」との指摘をされた。さらには、現在のような“決められない政治”が続いている状況下では、その実現の見込みは全くないと断言できる、と。明解な結論だった。</p>
<p>　私からは質疑の際に、西尾私見に賛意を示したうえで憲法改正が必然的に伴う道州制だけに、その可能性は低いとの認識を述べた。あわせて、政権交代が偽りの呼号に終わったのと同様に、憲法改正を要する道州制を叫ぶことも、政治の貧困さを隠すための擬制に他ならない、との持論を述べた。</p>
<p>　午後からは、衆院本会議での社会保障と税の一体化関連審議の三日目。この日は、税制改革にまつわる二本の法案審議が行われた。公明党・竹内譲氏は、１）社会保障の全体像を示せ　２）景気の回復を先行させよ　３）ムダ削減、行政改革を行え、など五つの条件に基づき、民主党政権の取り組み姿勢をつぶさに検証する質問をし、消費増税先行の野田政権に激しく挑む論調は小気味いいものであった。</p>
<p>　一方、自民党野田毅氏は「消費税引き上げには、政党や政治家にとって、それだけの政治リスクがあり、それだけ人生をかけて、政治生命をかけてやってきている、前に進めたい気持ちはあふれるほどあるにも拘らず、進められないハードルがある」と指摘。１）国民の理解　２）民主党内政局　３）政策理念の三つを壁だとして具体的に挙げて、総理のリーダーシップでそれを取り除けと強調していた。消費税上げ主張の元祖は自民党である、との意向を色濃くにじませる質問だった。</p>
<p>　このように自民党の姿勢と公明党の態度は微妙すぎるほどに違っており、これからの議論の推移が注目される。（１１日）</p>
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		<item>
		<title>おかしなおかしな社会保障論議《５月１０日》</title>
		<link>http://akamatsu.net/index.php/wp/2012/05/10/3517.html</link>
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		<pubDate>Thu, 10 May 2012 11:07:07 +0000</pubDate>
		<dc:creator>akamatsu</dc:creator>
				<category><![CDATA[赤松正雄のブログ]]></category>

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		<description><![CDATA[　兵庫・神戸市でグループホーム、デイケア施設を経営する方から、この４月に改定された介護報酬について疑問が寄せられた。重度の要介護者に厚く、軽度の要介護者には薄くなったために、報酬減になり、困っているというもの。厚生労働省の担当を呼び、実態を訊いた。結局は、重度の方の取り扱いに手間暇が係るので、軽度の要介護者ばかりに傾きがちな現場の傾向を是正したいというのが厚労省の本音と睨んだ。「実情をよく調査して、今後の見直しに生かせ」と求めたしだい。 　一般有権者から、外務委所属の議員に、ということで「中国に政府開発援助（ＯＤＡ）を施すのはもうやめるべき」との主張をどう思うか、との質問が届いた。かねて私も同意見である。外務省の担当を呼び“持続の論理”を訊いて見た。それによると、円借款はやめるようになったが、無償資金協力、技術協力などは続けているという。それは、日中お互いの利益に繋がるからだ、と。その言い分はいささか説得力に欠けると思われる。（７日） 　ようやく社会保障と税の一体改革関連７法案の審議が始まった。衆議院本会議で、まず年金関連の２法案が今日に。子育て関連３法案が１０日、消費税関連２法案が１１日にといった予定。参議院で問責決議が成立した田中防衛相と前田国土交通相が依然として居座っている。このために、実質的には、本会議でのこうした質疑を除き、他の委員会はすべてストップしている。私の所属している外務委員会も憲法審査会も開店休業状態である。こうした事態はきわめて異常。国民に申し訳ない。 　年金論議での公明党の主張は、民主党は、最低保障年金の創設を始めとする年金抜本改革の具体案を示せというもの。しかし、結局は具体案は示されず、野田首相は来年の通常国会に出すからとの一点張り。高齢者医療制度の見直しに関する法案も出す出すと言うだけで、未だ出されていない。その一方で出てきた被用者年金一元化法案は、０７年に自公政権の時に出されたものとほぼ同じ代物。当時猛反対した民主党。その辺りを追及されても「民主党所属の議員から個別の問題点を指摘したことはあるが、党としては反対はしていない」と首相。これは誠におかしな言い振りだ。心底腹が立った。 　米国大使館のジョセフ・ヤング安全保障政策課長が訪問。日米首脳会議の感想を求められた。鳩山・菅という前二者が悪すぎたので、ようやくマイナスがゼロに戻っただけとの評価をしたうえで、沖縄の辺野古移転はうまくいかず、普天間基地は結局、固定化されるとの見通しを述べた。その原因は偏に日米両政府が沖縄の心を理解していないからだとの持論を述べて置いた。（８日）]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://akamatsu.net/wp/wp-content/uploads/2012/05/blog120510.pdf"><Div Align="right"><img src="http://akamatsu.net/wp/pdficon_small.gif" alt="ＰＤＦ（印刷用）" /></Div></a>　兵庫・神戸市でグループホーム、デイケア施設を経営する方から、この４月に改定された介護報酬について疑問が寄せられた。重度の要介護者に厚く、軽度の要介護者には薄くなったために、報酬減になり、困っているというもの。厚生労働省の担当を呼び、実態を訊いた。結局は、重度の方の取り扱いに手間暇が係るので、軽度の要介護者ばかりに傾きがちな現場の傾向を是正したいというのが厚労省の本音と睨んだ。「実情をよく調査して、今後の見直しに生かせ」と求めたしだい。 </p>
<p>　一般有権者から、外務委所属の議員に、ということで「中国に政府開発援助（ＯＤＡ）を施すのはもうやめるべき」との主張をどう思うか、との質問が届いた。かねて私も同意見である。外務省の担当を呼び“持続の論理”を訊いて見た。それによると、円借款はやめるようになったが、無償資金協力、技術協力などは続けているという。それは、日中お互いの利益に繋がるからだ、と。その言い分はいささか説得力に欠けると思われる。（７日）</p>
<p>　ようやく社会保障と税の一体改革関連７法案の審議が始まった。衆議院本会議で、まず年金関連の２法案が今日に。子育て関連３法案が１０日、消費税関連２法案が１１日にといった予定。参議院で問責決議が成立した田中防衛相と前田国土交通相が依然として居座っている。このために、実質的には、本会議でのこうした質疑を除き、他の委員会はすべてストップしている。私の所属している外務委員会も憲法審査会も開店休業状態である。こうした事態はきわめて異常。国民に申し訳ない。</p>
<p>　年金論議での公明党の主張は、民主党は、最低保障年金の創設を始めとする年金抜本改革の具体案を示せというもの。しかし、結局は具体案は示されず、野田首相は来年の通常国会に出すからとの一点張り。高齢者医療制度の見直しに関する法案も出す出すと言うだけで、未だ出されていない。その一方で出てきた被用者年金一元化法案は、０７年に自公政権の時に出されたものとほぼ同じ代物。当時猛反対した民主党。その辺りを追及されても「民主党所属の議員から個別の問題点を指摘したことはあるが、党としては反対はしていない」と首相。これは誠におかしな言い振りだ。心底腹が立った。</p>
<p>　米国大使館のジョセフ・ヤング安全保障政策課長が訪問。日米首脳会議の感想を求められた。鳩山・菅という前二者が悪すぎたので、ようやくマイナスがゼロに戻っただけとの評価をしたうえで、沖縄の辺野古移転はうまくいかず、普天間基地は結局、固定化されるとの見通しを述べた。その原因は偏に日米両政府が沖縄の心を理解していないからだとの持論を述べて置いた。（８日）</p>
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		<title>光の王国に魅せられた分子生物学者の生命観</title>
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		<pubDate>Mon, 07 May 2012 11:47:45 +0000</pubDate>
		<dc:creator>akamatsu</dc:creator>
				<category><![CDATA[赤松正雄の読書録ブログ]]></category>

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		<description><![CDATA[　たまたま福岡伸一氏（分子生物学者）と高橋源一郎氏（作家）のラジオでの対談を聴く機会があった。その中でフェルメール作品だけの美術館の紹介があった。早速、足を運んだ。３７のフェルメール作品のうち３４もの作品が展示されていた。これらは、「フェルメール・センター・デルフト」より受けた画像素材を最新技術によって、３５０年前の色彩を求めて再創作（クリエイト）したものである。 　今まで見たいかなる絵画作品よりも光の鮮やかさに眩暈を覚えるほどだった。平面に描かれた絵画なのに立体感を感じさせ、奥行きを感じてしまう。福岡さんはもとの絵が展示され保管されている世界中あちこちの美術館を実際に訪れた。『フェルメール光の王国』はその華麗なる訪問記ともいうべきものだ。 　３４の作品について訪れた美術館での出会い順に、紹介されている。一枚一枚の絵や関連する写真は豪華であり贅沢だ。「時間を止めながら、時間の流れを表現する方法、いうならば微分的な要素が含まれている」―光のツブやら時の流れについての表現はこの人ならではのもの。分子生物学者としての彼が『生物と無生物のあいだ』の中で発見しえたものを、今度は美術作品の中で見出す試みといえようか。前者では正直いって今一歩掴み得なかったものも多い。科学と芸術のあいだを遊泳する著者の新境地に今度こそはとの思いもあって、読み進めた。「フェルメールは絶え間なくうつろう光の粒と時間の流れをいかに絵の中に封じ込めることが出来るかを一心不乱に考え続けた。絵画とそれを見つめるもの、そのあいだの界面をいかに溶かしうるかを全身全霊で求め続けた」という境地がそこはかとなく伝わってくる。 　オランダからアメリカ、フランス、イギリス、アイルランド、ドイツ。訪れた国々の美術館で学芸員たちとかわす会話の妙。素晴らしい作品のグラビア。これまで美術館で幾度となく作品の写真集を手にしたが、この本ほど魅惑的なものはない。私はこれまでも中野京子『怖い絵』のような絵画の読み解き方的なものに興味をもってきたが、これはまた格段の異彩を放つ。 　福岡氏は『動的平衡』のなかで、独自の生命観を展開している。ここでも「私たち生物は絶え間のない流れの中にある元素の淀みにすぎない。そして生命にとっては、つねに変わり続けることが、できるだけ変わらないための唯一の方法なのだ」とあり、日蓮仏法で説く生命観との類似性を思わせ興味深い。 　最後の「ある仮説」がまた楽しい。同時代、同地域に生きたフェルメールと光学顕微鏡の先駆者レーウェンフックとの交流を推察している。これは美術ミステリーのようで、好奇心が妙に高められる。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　たまたま福岡伸一氏（分子生物学者）と高橋源一郎氏（作家）のラジオでの対談を聴く機会があった。その中でフェルメール作品だけの美術館の紹介があった。早速、足を運んだ。３７のフェルメール作品のうち３４もの作品が展示されていた。これらは、「フェルメール・センター・デルフト」より受けた画像素材を最新技術によって、３５０年前の色彩を求めて再創作（クリエイト）したものである。</p>
<p>　今まで見たいかなる絵画作品よりも光の鮮やかさに眩暈を覚えるほどだった。平面に描かれた絵画なのに立体感を感じさせ、奥行きを感じてしまう。福岡さんはもとの絵が展示され保管されている世界中あちこちの美術館を実際に訪れた。『フェルメール光の王国』はその華麗なる訪問記ともいうべきものだ。</p>
<p>　３４の作品について訪れた美術館での出会い順に、紹介されている。一枚一枚の絵や関連する写真は豪華であり贅沢だ。「時間を止めながら、時間の流れを表現する方法、いうならば微分的な要素が含まれている」―光のツブやら時の流れについての表現はこの人ならではのもの。分子生物学者としての彼が『生物と無生物のあいだ』の中で発見しえたものを、今度は美術作品の中で見出す試みといえようか。前者では正直いって今一歩掴み得なかったものも多い。科学と芸術のあいだを遊泳する著者の新境地に今度こそはとの思いもあって、読み進めた。「フェルメールは絶え間なくうつろう光の粒と時間の流れをいかに絵の中に封じ込めることが出来るかを一心不乱に考え続けた。絵画とそれを見つめるもの、そのあいだの界面をいかに溶かしうるかを全身全霊で求め続けた」という境地がそこはかとなく伝わってくる。</p>
<p>　オランダからアメリカ、フランス、イギリス、アイルランド、ドイツ。訪れた国々の美術館で学芸員たちとかわす会話の妙。素晴らしい作品のグラビア。これまで美術館で幾度となく作品の写真集を手にしたが、この本ほど魅惑的なものはない。私はこれまでも中野京子『怖い絵』のような絵画の読み解き方的なものに興味をもってきたが、これはまた格段の異彩を放つ。</p>
<p>　福岡氏は『動的平衡』のなかで、独自の生命観を展開している。ここでも「私たち生物は絶え間のない流れの中にある元素の淀みにすぎない。そして生命にとっては、つねに変わり続けることが、できるだけ変わらないための唯一の方法なのだ」とあり、日蓮仏法で説く生命観との類似性を思わせ興味深い。</p>
<p>　最後の「ある仮説」がまた楽しい。同時代、同地域に生きたフェルメールと光学顕微鏡の先駆者レーウェンフックとの交流を推察している。これは美術ミステリーのようで、好奇心が妙に高められる。</p>
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		<title>不朽の先進性誇る日本国憲法をどうするのか《５月７日》</title>
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		<pubDate>Mon, 07 May 2012 11:40:57 +0000</pubDate>
		<dc:creator>akamatsu</dc:creator>
				<category><![CDATA[赤松正雄のブログ]]></category>

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		<description><![CDATA[　朝から雨模様ということもあったが、この日はどうにも憂鬱な一日だった。朝、国会で執務をしていると、河合正智さんが亡くなったとの報が入ったからだ。この人は、岐阜県から衆議院議員に出て中選挙区で一回、のち東海比例ブロックから四回当選し、先年勇退されていた。ご自身が生まれ育った中国に深い関心を持ち続けられ、環境問題などに論陣を張られた。昭和１９年の早生まれ。享年６８歳。 　私は二学年後輩だったが、随分と親しくさせていただいた。親しい中にも礼儀を、と心がけてはいたが、河合さんは徹底して腰が低く礼儀正しい人であった。兄がいない私には実の兄貴のような存在であった。その彼が二年ほど前に倒れられてずっと意識不明だと聞いていたが、とうとう他界された。私の健康アドバイザー的存在でもあったのに、先立たれるとは、心底悔しい。ご両親の老後の面倒も見続けられた奥様のご苦労が偲ばれる。加えて、中野区白鷺に住む親戚に三月に不幸があり、お悔やみに行っていなかったので、妻と一緒に遅ればせながらの弔問に出かけた。私よりも一回り上の酉年。脳溢血で三年余りも寝た切り状態でやはり意識不明だった、と。未亡人からあれこれと聞くにつけ、気が滅入った。改めて「つひに行く 道とはかねて 聞きしかど 昨日今日とは 思はざりしを」との在原業平の句を思う。（２日） 　大雨の東京から新幹線で神戸へ。昼を慶大同期の友人の経営する店へ。この友人は誠に交際範囲が広い。公明党支援で何時も苦労をかけているが、今回も鍵を握る男の一人だ。会うなり「今日の読売新聞読んだぞ」と、３日付けの憲法座談会の企画記事に触れて、喜んでくれた。 　憲法記念日の街頭演説を元町駅前で。大勢の支持者たちに詰めかけていただいた。赤羽、中野両候補と揃い踏み。自民党の改憲と社共の護憲の狭間にあって、未だ論憲、創憲という名の迷走から抜けられぬ民主党の態度を批判。環境権から一歩ずつの公明党の加憲が合意形成には望ましいと訴えた。この日の各紙の論調で、世界の憲法の中で、日本国憲法が不朽の先進性を保ち、今も最先端を走っているとの記事（朝日新聞）には注目したい。（３日） 　ある大学の准教授を務める慶大後輩を神戸に呼び出し、語り合った。公明党の国会での動きについて、部分的には最も正当性が高い、と評価してくれた。先の二閣僚の問責決議案成立のあとの審議を全面拒否する自民党に対して、公明党は当該委以外の審議には応じるとした態度のことを指す。私が『失われた二十年』と言われる時期に重なって議席を有してきた自分を恥じる、と述べたことを巡って議論は白熱した。詳しくは別の機会に。（４日）]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://akamatsu.net/wp/wp-content/uploads/2012/05/blog120507.pdf"><Div Align="right"><img src="http://akamatsu.net/wp/pdficon_small.gif" alt="ＰＤＦ（印刷用）" /></Div></a>　朝から雨模様ということもあったが、この日はどうにも憂鬱な一日だった。朝、国会で執務をしていると、河合正智さんが亡くなったとの報が入ったからだ。この人は、岐阜県から衆議院議員に出て中選挙区で一回、のち東海比例ブロックから四回当選し、先年勇退されていた。ご自身が生まれ育った中国に深い関心を持ち続けられ、環境問題などに論陣を張られた。昭和１９年の早生まれ。享年６８歳。</p>
<p>　私は二学年後輩だったが、随分と親しくさせていただいた。親しい中にも礼儀を、と心がけてはいたが、河合さんは徹底して腰が低く礼儀正しい人であった。兄がいない私には実の兄貴のような存在であった。その彼が二年ほど前に倒れられてずっと意識不明だと聞いていたが、とうとう他界された。私の健康アドバイザー的存在でもあったのに、先立たれるとは、心底悔しい。ご両親の老後の面倒も見続けられた奥様のご苦労が偲ばれる。加えて、中野区白鷺に住む親戚に三月に不幸があり、お悔やみに行っていなかったので、妻と一緒に遅ればせながらの弔問に出かけた。私よりも一回り上の酉年。脳溢血で三年余りも寝た切り状態でやはり意識不明だった、と。未亡人からあれこれと聞くにつけ、気が滅入った。改めて「つひに行く 道とはかねて 聞きしかど 昨日今日とは 思はざりしを」との在原業平の句を思う。（２日）</p>
<p>　大雨の東京から新幹線で神戸へ。昼を慶大同期の友人の経営する店へ。この友人は誠に交際範囲が広い。公明党支援で何時も苦労をかけているが、今回も鍵を握る男の一人だ。会うなり「今日の読売新聞読んだぞ」と、３日付けの憲法座談会の企画記事に触れて、喜んでくれた。</p>
<p>　憲法記念日の街頭演説を元町駅前で。大勢の支持者たちに詰めかけていただいた。赤羽、中野両候補と揃い踏み。自民党の改憲と社共の護憲の狭間にあって、未だ論憲、創憲という名の迷走から抜けられぬ民主党の態度を批判。環境権から一歩ずつの公明党の加憲が合意形成には望ましいと訴えた。この日の各紙の論調で、世界の憲法の中で、日本国憲法が不朽の先進性を保ち、今も最先端を走っているとの記事（朝日新聞）には注目したい。（３日）</p>
<p>　ある大学の准教授を務める慶大後輩を神戸に呼び出し、語り合った。公明党の国会での動きについて、部分的には最も正当性が高い、と評価してくれた。先の二閣僚の問責決議案成立のあとの審議を全面拒否する自民党に対して、公明党は当該委以外の審議には応じるとした態度のことを指す。私が『失われた二十年』と言われる時期に重なって議席を有してきた自分を恥じる、と述べたことを巡って議論は白熱した。詳しくは別の機会に。（４日）</p>
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		<title>憲法をめぐって逐条ごとに解説する楽しい読みもの</title>
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		<pubDate>Wed, 02 May 2012 11:29:18 +0000</pubDate>
		<dc:creator>akamatsu</dc:creator>
				<category><![CDATA[赤松正雄の読書録ブログ]]></category>

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		<description><![CDATA[　　三日の憲法記念日を前に、安全保障と憲法の関係について産経のインタビュー取材を受けたり、憲法審査会の展開状況について公明新聞に原稿を寄稿したり、読売の憲法座談会に出席したりした。そのために、改めて憲法をめぐる本に目を通した。 　かつて東京新聞紙上に逐条的に憲法の全文が解説されたことがあり、それが後に一冊にまとめられた。『いま知りたい日本国憲法』がそれだ。憲法については、分かったようで分からないというか、結構盲点が多い。それをこの本は、優しく読みやすい形で解き明かしてくれており大変に参考になる。かつて、日経新聞で出された『憲法改革』もしっかり読んだことがある。こちらは、明文改憲か、それとも法律改革かとの根本的な問いかけを提起しており、大変に参考になる。同じ新聞社でも読売新聞のように憲法改正試案を世に問うているところと違って、あまり前のめりにならずに落ち着いて、憲法を検証しようとしているところに好感がもてる。 　さて、東京新聞政治部編のものは、幾つか面白い記述がある。一つは、俳句調と短歌調の規定があるとしたくだり。憲法２３条―学問の自由はこれを保障する。憲法８２条１項―裁判の対審及び判決は、公開法廷でこれを行ふ。憲法本でこういう記述と出くわすと楽しい。 　これ以外にもあれこれクイズめいた書き方もされていて面白い。例えば憲法の中に「絶対に禁ずる」という表現が出てくるところが一箇所だけあるのは、どこか。３６条―公務員による拷問及び残虐な刑罰は、絶対にこれを禁ずる、としているところだ。絶対にとの表現がない１８条の「奴隷的拘束及び苦役」はなぜ絶対禁止ではないのか、少しだけなら許されるのか、などといった疑問を持つ人もいるかもしれない、などと書いている。大勢に影響がないといえばないのだが、こういう風な見方をすると親近感もでてくる。 　それ以外にもクイズめいていて面白い質問があって考えさせる。たとえば、議員歳費一割カットは憲法違反という理屈は正しいか？残虐な刑罰が禁止されているのに、死刑が継続してもいいのか？国会議員は、院内でなら、どんな発言をしても罪に問われない？などいったように。 　もちろんこんなタッチばかりではなく、重いテーマをやさしく解説してくれてもいる。連休の中で読まれてみてはどうか、とお薦めしたい。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　　三日の憲法記念日を前に、安全保障と憲法の関係について産経のインタビュー取材を受けたり、憲法審査会の展開状況について公明新聞に原稿を寄稿したり、読売の憲法座談会に出席したりした。そのために、改めて憲法をめぐる本に目を通した。</p>
<p>　かつて東京新聞紙上に逐条的に憲法の全文が解説されたことがあり、それが後に一冊にまとめられた。『いま知りたい日本国憲法』がそれだ。憲法については、分かったようで分からないというか、結構盲点が多い。それをこの本は、優しく読みやすい形で解き明かしてくれており大変に参考になる。かつて、日経新聞で出された『憲法改革』もしっかり読んだことがある。こちらは、明文改憲か、それとも法律改革かとの根本的な問いかけを提起しており、大変に参考になる。同じ新聞社でも読売新聞のように憲法改正試案を世に問うているところと違って、あまり前のめりにならずに落ち着いて、憲法を検証しようとしているところに好感がもてる。</p>
<p>　さて、東京新聞政治部編のものは、幾つか面白い記述がある。一つは、俳句調と短歌調の規定があるとしたくだり。憲法２３条―学問の自由はこれを保障する。憲法８２条１項―裁判の対審及び判決は、公開法廷でこれを行ふ。憲法本でこういう記述と出くわすと楽しい。</p>
<p>　これ以外にもあれこれクイズめいた書き方もされていて面白い。例えば憲法の中に「絶対に禁ずる」という表現が出てくるところが一箇所だけあるのは、どこか。３６条―公務員による拷問及び残虐な刑罰は、絶対にこれを禁ずる、としているところだ。絶対にとの表現がない１８条の「奴隷的拘束及び苦役」はなぜ絶対禁止ではないのか、少しだけなら許されるのか、などといった疑問を持つ人もいるかもしれない、などと書いている。大勢に影響がないといえばないのだが、こういう風な見方をすると親近感もでてくる。</p>
<p>　それ以外にもクイズめいていて面白い質問があって考えさせる。たとえば、議員歳費一割カットは憲法違反という理屈は正しいか？残虐な刑罰が禁止されているのに、死刑が継続してもいいのか？国会議員は、院内でなら、どんな発言をしても罪に問われない？などいったように。</p>
<p>　もちろんこんなタッチばかりではなく、重いテーマをやさしく解説してくれてもいる。連休の中で読まれてみてはどうか、とお薦めしたい。</p>
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		<item>
		<title>厚労省に申し入れ。障がい者団体から要望聞く《５月２日》</title>
		<link>http://akamatsu.net/index.php/wp/2012/05/02/3504.html</link>
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		<pubDate>Wed, 02 May 2012 11:19:24 +0000</pubDate>
		<dc:creator>akamatsu</dc:creator>
				<category><![CDATA[赤松正雄のブログ]]></category>

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		<description><![CDATA[　午前中、外務省、防衛省関連で日頃気になっていることを担当部局を呼んで聴く。日韓防衛協力の現状、竹島問題と従軍慰安婦問題の取り組み状況、そして宗谷海峡、津軽海峡など日本の特定海峡が抱える課題などがテーマ。近いうちに、外務委員会で取り上げるべく研鑽を重ねたい。 　午後は、西宮市議、兵庫県議らとともに、厚生労働省に肺炎球菌ワクチンの公費助成を求める署名簿を持って申し入れに。相手は辻副大臣。懐かしい副大臣室を訪ね、要望を伝えると共に種々懇談した。辻氏は兵庫県出身で、厚生労働行政に明るく、優秀な人材だが、所属する党の現状が悪すぎて力がだしきれていないのは口惜しかろう。（２７日） 　県本部での選対会議の前に、障がい者団体「メインストリーム協会」の代表二人らから、陳情を受ける。「障害者総合支援法案」は既に衆議院を通過しているが、参議院審議に向けてさらによりよき法律にするべく尽力をしてほしい、とのこと。国会での公明党の取り組みを伝える一方、更なる努力を約束した。公明党の活躍や実績を二人ともよく知っておられ、嬉しいものがあった。障がいに敗けずに雄々しく立ち向かっておられる姿と、そばで懸命に支えているボランティアの青年に頭が下がる思いだった。（２８日） 　ゴールデンウイーク初日は、神奈川県に住む友人五人と懇談。午後一時から夜七時まで。話題は幅広く飛び交う。選挙情勢については、みんなの党が侮れぬことが話題に。神奈川６区は混とんとしており、極めて厳しいことを痛感する。（２９日） 　妻と一緒に都内を回る。足立区興野地域へ。日暮里から舎人ライナーに乗って高野駅で下車。私は数年前に車で訪問したことがあるが、二人で徒歩で行くのは初めて。妻が今から３０年ほど前にピアノを教えた女性。あれこれ話が弾んだ。この地域、太田昭宏氏のポスターばかりが目につく。あまり多いのもどうだろうか。多すぎて反発を受けないかと、余計な心配をしてしまう。（３０日） 　昼間、中野区の友人や知人６人が国会見学に。昔話に花が咲く。今から約３０年ほど前に交流した人たち。午後は、外交・安全保障部会を開く。北朝鮮のミサイル発射事案に係る政府の危機管理対応について、検証チームの報告書が出たので、内閣官房の担当から聞く。今回のような失敗を想定していず、十分な対応ができなかったことを反省しているとはいうものの、責任の所在は不明確で、嘆かわしい限り。（１日）]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://akamatsu.net/wp/wp-content/uploads/2012/05/blog120502.pdf"><Div Align="right"><img src="http://akamatsu.net/wp/pdficon_small.gif" alt="ＰＤＦ（印刷用）" /></Div></a>　午前中、外務省、防衛省関連で日頃気になっていることを担当部局を呼んで聴く。日韓防衛協力の現状、竹島問題と従軍慰安婦問題の取り組み状況、そして宗谷海峡、津軽海峡など日本の特定海峡が抱える課題などがテーマ。近いうちに、外務委員会で取り上げるべく研鑽を重ねたい。</p>
<p>　午後は、西宮市議、兵庫県議らとともに、厚生労働省に肺炎球菌ワクチンの公費助成を求める署名簿を持って申し入れに。相手は辻副大臣。懐かしい副大臣室を訪ね、要望を伝えると共に種々懇談した。辻氏は兵庫県出身で、厚生労働行政に明るく、優秀な人材だが、所属する党の現状が悪すぎて力がだしきれていないのは口惜しかろう。（２７日）</p>
<p>　県本部での選対会議の前に、障がい者団体「メインストリーム協会」の代表二人らから、陳情を受ける。「障害者総合支援法案」は既に衆議院を通過しているが、参議院審議に向けてさらによりよき法律にするべく尽力をしてほしい、とのこと。国会での公明党の取り組みを伝える一方、更なる努力を約束した。公明党の活躍や実績を二人ともよく知っておられ、嬉しいものがあった。障がいに敗けずに雄々しく立ち向かっておられる姿と、そばで懸命に支えているボランティアの青年に頭が下がる思いだった。（２８日）</p>
<p>　ゴールデンウイーク初日は、神奈川県に住む友人五人と懇談。午後一時から夜七時まで。話題は幅広く飛び交う。選挙情勢については、みんなの党が侮れぬことが話題に。神奈川６区は混とんとしており、極めて厳しいことを痛感する。（２９日）</p>
<p>　妻と一緒に都内を回る。足立区興野地域へ。日暮里から舎人ライナーに乗って高野駅で下車。私は数年前に車で訪問したことがあるが、二人で徒歩で行くのは初めて。妻が今から３０年ほど前にピアノを教えた女性。あれこれ話が弾んだ。この地域、太田昭宏氏のポスターばかりが目につく。あまり多いのもどうだろうか。多すぎて反発を受けないかと、余計な心配をしてしまう。（３０日）</p>
<p>　昼間、中野区の友人や知人６人が国会見学に。昔話に花が咲く。今から約３０年ほど前に交流した人たち。午後は、外交・安全保障部会を開く。北朝鮮のミサイル発射事案に係る政府の危機管理対応について、検証チームの報告書が出たので、内閣官房の担当から聞く。今回のような失敗を想定していず、十分な対応ができなかったことを反省しているとはいうものの、責任の所在は不明確で、嘆かわしい限り。（１日）</p>
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		<title>森田実氏の含蓄ある公明党への評価ぶり《５月１日》</title>
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		<pubDate>Tue, 01 May 2012 10:06:39 +0000</pubDate>
		<dc:creator>akamatsu</dc:creator>
				<category><![CDATA[赤松正雄のブログ]]></category>

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		<description><![CDATA[　「いったいいつになったら憲法改正に向けて国会、政治家は動くんですか。読売新聞の憲法改正試案が世に出てもう２０年が経つんですよ」―著名な国際政治学者であり、読売の改正試案にも深く関わってきた北岡伸一さんは吐いて捨てるように言われた。同紙主催の憲法座談会が終わったあとのことだ。私は、いささか色をなして「読売新聞や先生は国会や政治家の動きが遅々として進まないと思われるかもしれないが、世の中半分近くは憲法改正をする必要はないとの考えを持ってる人がいるんですよ。じっくり落ち着いて検証する必要があるんです」と言い返した。この“時間外喧嘩”を含んだうえで、５月３日付けの同紙に掲載されるものを読んでいただければ面白いかも。お楽しみに。（２３日） 　ＴＰＰについて様々な報道が取り沙汰されている。曰く、農業、医療、保険の分野で、アメリカに押しまくられている、云々と。あたかも交渉がかなり進展しているかのごとくに見える。しかし、現実は日本は蚊帳の外のはず。なぜこうした報道が氾濫するのか。外務省当局者を呼んであれこれ議論した。結論は、場外関係者の危惧、懸念をメデイアが先取りして反映させているということか。影に怯えることはないが、ことさらに平穏を装う外務省の姿勢には要警戒だ。（２４日） 　国会にＴＰＰ反対の農協団体のデモ行進が全国からやってくるということで国会の議員面会所で迎えた。兵庫県、大阪府はそれぞれ５、６人となぜか少なかった。（２５日） 　やっとこの日の本会議で社会保障と税の一体化をめぐる法案を審議する特別委員会の設置が決まった。とは言え、中身は未だ固まり切らず、前途は多難。結局はゴールデンウイーク明けからの審議入りとの見通し。私の所属する外務委員会も自民党の審議拒否の煽りを受けて、またも先延ばし。本格的審議はいつになるやら。嘆かわしい限り。 　小沢一郎民主党元代表の政治資金規正法違反にまつわる裁判の判決が無罪と出た。夜、神戸で開かれた公明党セミナーの開会の挨拶で、私はこれに触れて、三人もの秘書が有罪との判決が既に出ており、例え本人が無罪でもその道義的、政治的責任は免れないと訴えた。 　政治評論家森田実氏の講演は聞かせた。要するに、時代は倫理性を政治に求めており、今こそ公明党の出番だとの趣旨であった。かつて共産党員であり、袂を分かったとはいえ、なお公明党批判の急先鋒であった氏が今、公明党を高く評価してやまないという転換は、含蓄あり、かつ興味深い。まことに風雪に耐えた人らしく、いぶし銀のごとく鋭い議論展開であった。（２６日）]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://akamatsu.net/wp/wp-content/uploads/2012/05/blog120501.pdf"><Div Align="right"><img src="http://akamatsu.net/wp/pdficon_small.gif" alt="ＰＤＦ（印刷用）" /></Div></a>　「いったいいつになったら憲法改正に向けて国会、政治家は動くんですか。読売新聞の憲法改正試案が世に出てもう２０年が経つんですよ」―著名な国際政治学者であり、読売の改正試案にも深く関わってきた北岡伸一さんは吐いて捨てるように言われた。同紙主催の憲法座談会が終わったあとのことだ。私は、いささか色をなして「読売新聞や先生は国会や政治家の動きが遅々として進まないと思われるかもしれないが、世の中半分近くは憲法改正をする必要はないとの考えを持ってる人がいるんですよ。じっくり落ち着いて検証する必要があるんです」と言い返した。この“時間外喧嘩”を含んだうえで、５月３日付けの同紙に掲載されるものを読んでいただければ面白いかも。お楽しみに。（２３日）</p>
<p>　ＴＰＰについて様々な報道が取り沙汰されている。曰く、農業、医療、保険の分野で、アメリカに押しまくられている、云々と。あたかも交渉がかなり進展しているかのごとくに見える。しかし、現実は日本は蚊帳の外のはず。なぜこうした報道が氾濫するのか。外務省当局者を呼んであれこれ議論した。結論は、場外関係者の危惧、懸念をメデイアが先取りして反映させているということか。影に怯えることはないが、ことさらに平穏を装う外務省の姿勢には要警戒だ。（２４日）</p>
<p>　国会にＴＰＰ反対の農協団体のデモ行進が全国からやってくるということで国会の議員面会所で迎えた。兵庫県、大阪府はそれぞれ５、６人となぜか少なかった。（２５日）</p>
<p>　やっとこの日の本会議で社会保障と税の一体化をめぐる法案を審議する特別委員会の設置が決まった。とは言え、中身は未だ固まり切らず、前途は多難。結局はゴールデンウイーク明けからの審議入りとの見通し。私の所属する外務委員会も自民党の審議拒否の煽りを受けて、またも先延ばし。本格的審議はいつになるやら。嘆かわしい限り。</p>
<p>　小沢一郎民主党元代表の政治資金規正法違反にまつわる裁判の判決が無罪と出た。夜、神戸で開かれた公明党セミナーの開会の挨拶で、私はこれに触れて、三人もの秘書が有罪との判決が既に出ており、例え本人が無罪でもその道義的、政治的責任は免れないと訴えた。</p>
<p>　政治評論家森田実氏の講演は聞かせた。要するに、時代は倫理性を政治に求めており、今こそ公明党の出番だとの趣旨であった。かつて共産党員であり、袂を分かったとはいえ、なお公明党批判の急先鋒であった氏が今、公明党を高く評価してやまないという転換は、含蓄あり、かつ興味深い。まことに風雪に耐えた人らしく、いぶし銀のごとく鋭い議論展開であった。（２６日）</p>
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